島々アーティスト紹介コーナー⑤ タヒチ島

タヒチの名称で知られる「フランス領ポリネシア」は、日本から南東約9500キロの南太平洋上に浮かぶ美しい約118の島々で構成されています。タヒチ島の周囲はサンゴ礁に囲まれており、東海岸の火山性特有の黒い砂浜や西海岸の白い砂浜が特徴です。
  
1797年にポリネシア人がタヒチ島を征服し、ポマレ王朝を樹立しましたが、1880年にタヒチ島のポマレ5世は島の主権をフランスに譲渡、タヒチ島はフランスの植民地になりました。そして、1957年にはフランスの海外領土へ昇格しました。
  
現在、島の人口は27万人で白人や華人の住民も少数いますが、ほとんどがポリネシア系で占められています。住居のほとんどが海岸付近に集中しているため、島内陸部は賑やかな首都パペーテからほど近いにもかかわらず、古代からほとんど手付かずのように感じられます。
  
今回紹介するミュージシャンは子どもの頃からタヒチアンダンス一筋のポエモアナさんです。タヒチアンダンスはタヒチの人々は歌と踊りで文字の代わりに文化を紡いできたものです。かつてのダンスは、タパ(桑の木などの樹皮繊維の布)作りの際や娯楽として女性たちが踊ったり、男性が戦いの前に踊る習慣もありました。また、争いのあった家族や部族間の和解や、戦いの勝利、勇敢な人を讃えるものとしても、ダンスは重要な役割を果たしていました。このようなダンスは、特にフラ(Hura)と呼ばれ、若い女性のみが踊るものでした。今のダンスは四種類に分けられて、オテア(Ote’a)、アパリマ(’Aparima)、パオア(Paoa)とヒヴィナウ(Hivinau)があります。
  
ポエモアナさんは『大海原のソングライン』劇中でアパリマを披露します。このダンスは歌と、ギターやウクレレ、パフなどが伴い、手の動きで歌詞を表現します。テーマは自然や感情、神話など幅広く、表現力に富んでいるのが特徴です。彼女にとって、タヒチアンダンスはタヒチの人々のアイデンティティーとして、自分の文化として踊り継がれています。
  
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