アーティスト

3年間わたって、16ヵ国の島国で 35 の原住民族
総勢 100 名以上のミュージシャンとコラボレーション!

  プロジェクト誕生のきっかけは本作のプロデューサーBaobaoがオーストラリアでワーキングホリデー中に、アボリジニ音楽祭で本作の監督 Timと偶然出会ったところから始まります。2015年のクリスマス直前、2人は自分たちの所有物を全てストレージに預け、合わせて5,000ドルの予算で、オーストラリア中部にあるアリス・スプリングスから車に乗り込んで旅に出ました。

  その目的は、インド洋と太平洋地域で最も尊敬される有名な音楽家たちの協力を得て、グラミー賞にノミネートされるほどのビジョンのあるアルバムと長編映画を制作すること。「Small Island Big Song」のプロジェクトは、そのように始まりました。

ハワイの伝統の「Aiha‘a」を歌う アーティストKekuhi Kealiikanakaoleohaililani

ティム・コール監督の制作マニュフェスト

監督はプロジェクトの制作にあたり以下のマニュフェストを設定し、これに従って制作を行いました。
  1. 海洋民族の子孫である彼らの母語で話し、歌い、演奏すること。(楽器は全て先祖から受け継いだその土地に残る伝統的な楽器を使用する。)
  2. 音楽家の母国で歌い、彼らが選んだ自然のロケーションで録音/撮影すること。
  3. 演奏された曲は演奏者達が選んだものを使用すること。
  4. 制作する中でイコライザーとレベル調整は行うが、リバーブやエコー等のデジタル・エファクトは使用しないこと。
パプアニューギニアのアーティストKoyawa
公正なクリエイションを目指して

  本作は多くのアーティストによるクリエイティブな貢献によって作られました。異なる国、異なる社会、異なる経済的な条件の中で、プロのミュジーシャンから一般の村人、小さなコミュニティーまで、オリジナル曲から伝統曲まで構成されています。監督たちは「ベストプラクティス」(best practice)の方法論に従い、クリエイティブなコンテンツを収集していく中で、貢献した人たちと公正な関係性を作ることに尽力しました。そこで、監督たちとコラボしたアーティストたちとのガイドドキュメントとして同意書を作られました。この契約はMedia Arts Attorney Eldar Manorよって作成されました。

「Small Island Big Song」契約とビジネス実施要項
Small Island Big Song Contract and Business Practice Features

1. 公平な利益:50%の純利益はアーティストとNGOに還元する。
2. 尊敬:全てのアーティストは同じ平等で、配列は順位はない。
3. 資産:私たちは「先住民族の権利に関する国際連合宣言」による「無形な文化遺産」を扱い、特定の NGO 組織に一定な純利益を寄付する。
4. 所有権:アーティストと作曲家は自分のオリジナル曲の著作権を所有する。

5. 文化的なプロトコル:録音と撮影の過程において、アーティストは常に文化的なガイダンスとインプットに触れることができる。
6. プラスチックを使わない:CDなどの製品は紙のパッケージを使用し、環境に優しい選択肢を最優先にする。

ニュージーランド、マオリ族のアーティストHoromona Horo