7/31(金)
前夜祭 ミニライブ
オンライン
21:00 ~ 22:00
※終了。アーカイブ映像公開中
8/1(土)
初日トークイベント
シアター・イメージフォーラム
11:00の回 上映後
※終了しました
8/10 (月・祝)
4ヵ国トークショー
オンライン
16:00 ~ 17:00
※終了。アーカイブ映像公開中
オンラインイベント➀ <前夜祭イベント> 台湾最南端・パイワン族「カパナン集落」から生配信の「ミニライブ+トーク」
7月31日(金)21:00~22:00 ※終了しました
場所:YouTube と Facebook からライブ配信 ※アーカイブ映像公開中
公開前日の7月31日(金)の夜には、台湾最南端の屏東県・ パイワン族「カパナン集落(石門部落)」から生配信で「 ミニライブ+トーク」を開催します! 出演は、本作にも出演し印象的な歌声を披露している歌手・ アルイ(戴曉君 Sauljaljui)。そして、 本作の監督であり音楽プロデューサーのティム・コール、 プロデューサーのバオバオ・チェンがトーク出演します。(日本語 通訳あり)
アルイは2020年の「金曲奨」(中華圏のグラミー賞と呼ばれる 台湾最大の音楽賞)に「アルバム賞」「原住民語アルバム賞」「原住民語シンガー賞」 「編曲者賞」の4部門ノミネートされた注目女性歌手。 彼女の歌声を生放送で聴くことができる貴重な機会です。
出演者
アルイ(戴曉君 Sauljaljui)
ティム・コール
バオバオ・チェン
アルイ(戴曉君 Sauljaljui) 台湾屏東県牡丹郷の石門集落出身のパイワンシンガーソングライター。彼女の強くて暖かい声は、時々低く、響き渡り、感情を揺さぶる。2011年、アルイは「台湾オリジナルポップミュージックアワード」先住民言語部門で最優秀賞受賞。2014年には台風・モラコットによる台湾の被災者に向け、「悲しみの色布(悲傷彩布)」を書き上げ、作曲および作詞作曲コンテストで再び最優秀賞を受賞。2016年彼女は最初のソロアルバム「Tracing the River of Life」をリリース。2020年にリリースしたアルバム「Insides Revealed」が台湾「金曲奨」に4部門ノミネートされ、現在台湾で最も注目を集めるシンガーの一人 。
司会
黄インイク
通訳
劉 靈均(リュウ レイキン)
黄インイク(Huang Yin-yu) 沖縄在住、台湾出身のドキュメンタリー監督・プロデューサー。東京造形大学大学院映画専攻修士卒業後、台湾と沖縄を拠点とする映画製作・配給会社「ムープロ」(台湾法人「木林電影有限公司」と日本法人「株式会社ムーリンプロダクション」)を設立、映画活動を行う。長編ドキュメンタリー作品『海の彼方』(2016年)、『緑の牢獄』(2020年)。石垣島ゆがふ国際映画祭プログラムディレクターを務める。
イベントのアーカイブ映像 公開中
(動画の2:00頃より始まります)
初日 劇場トークイベント ゲスト:金子 遊(批評家)、石村 智(東京文化財研究所音声映像記録研究室長)
日時:8月1日(土)11:00の回 上映後 ※終了しました
場所:シアター・イメージフォーラム(渋谷)
公開初日8月 1日(土)は、シアター・イメージフォーラムでの初回上映後に、 批評家の金子遊さん 、 東京文化財研究所音声映像記録研究室長の石村智さんをお招きして トークイベントを開催いたします。 映像とフォークロアを研究する金子さんと、オセアニアの人類学・ 考古学の研究者である石村さんによる専門家同士の対談を見れば、 作品の理解が深まること間違いなし!どうぞお楽しみに。
トークゲスト
金子 遊
石村 智
金子 遊(かねこ ゆう) 1974年、埼玉県生まれ。批評家、映像作家。アジア、太平洋諸島、中東、アフリカを旅しながら、映像とフォークロアを研究。著書『映像の境域』(森話社)でサントリー学芸賞〈芸術・文学部門〉受賞。他の著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)、『混血列島論』(フィルムアート社)、『ワールドシネマ入門』(コトニ社)など。共訳にティム・インゴルド著『メイキング』(左右社)、アルフォンソ・リンギス著『暴力と輝き』(水声社)など。多摩美術大学准教授。東京ドキュメンタリー映画祭プログラム・ディレクター。
石村 智(いしむら とも) 1976年、兵庫県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所を経て、現在、独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所無形文化遺産部音声映像記録研究室長。専門はオセアニアの人類学・考古学・文化遺産学。著書に『ラピタ人の考古学』(溪水社、2011年)、『よみがえる古代の港:古地形を復元する』(吉川弘文館、2017年);『景観人類学―身体・政治・マテリアリテ』(共著、時潮社、2016年)、『水中文化遺産論集―海から甦る歴史』(共著、勉誠出版、2017年)。
オンラインイベント②<「Small Island Big Song」大集合> 台湾・オーストラリア・マレーシア・日本 同時中継トークショー 【司会:ピーター・バラカン】
8月10日(月・祝)16:00~17:00 ※終了しました
場所:YouTube と Facebook からライブ配信 ※アーカイブ映像公開中
「 Small Island Big Song」大集合と題して、再びオンラインイベントを開催!出演は、ティム・コール監督、プロデューサーのバオバオ・ チェン、出演アーティストのチャールズ・マイマロシアさん( ソロモン諸島出身アレアレ族 )、アレナ・ムーランさん(マレーシア出身クラビット族 )が各国から中継。
そして司会を務めるのは本作に深い共感を寄せてくださいましたラ ジオでおなじみのピーター・バラカンさん。生放送・同時中継で出演者の制作秘話や制作者の想い、 さらにアーティスト 2人による本編にも登場したオリジナル曲の生演奏を予定!《大海原のソングライン》ファン必見のオンラインイベントです。
出演者
チャールズ・マイマロ シア
アレナ・ムーラン
ティム・コール
バオバオ・チェン
チャールズ・マイマロシア(Charles Maimarosia) ソロモン諸島のピピスビレッジ(Pipisu village)で生まれ。伝統文化の要素をモダンなサウンドとスタイルに取り入れたミュージシャン。 チャールズは幼少期に父親からココナッツ殻製のウクレレ(coconut shell ukulele)を受け継ぐと、伝統的なアレ・アレ(Are'Are)音楽に深い関心を持つ。その後、彼はコミュニティの中で演奏を始め、伝統音楽を手作りのパンパイプで祖先に捧げる活動を行う。 2000年、チャールズ・マイマロシアは同じ志を持つ村の少年たちとともに、パンパイプオーケストラ「Narasirato」を結成。彼はフロントマン、振付家、ソングライターとして中心的な役割を果たす。このバンドは伝統的なアレ・アレ音楽とダンスを組み合わせ、世界中で公演を行う。2010年、長年続けていたワールドツアー経て、チャールズ・マイマロシアは最初のシングル「マイカルチャー、マイライフ(My Culture, My Life)」をリリース。その後はソロに専念するためオーストラリアのメルボルンへ移住。チャールズ・マイマロシアはそこで代々のパンパイプ音楽と現代的なサウンドを繋ぐ橋梁を見つけ出した。オーストラリアのフェスティバルやコンサートで演奏を続けつつも、先祖に自らの物語を民族の言葉で伝えるように、彼のソロパフォーマンスにはシンプルさと優雅さが兼ね備えられている。
アレナ・ムーラン(Alena Murang) マレーシアのサラワク州・クチンで生まれ。クラビット族の父とイタリア系イギリス人の母のもとに育つ。6歳の時、彼女はクチンのダヤック文化財団でサラワクの伝統的な踊りを学び、また叔母からはアランカダン(arang kadang)という踊りとソロサイチョウダンス(solo Hornbill dance)を受け継いだ。2000年から20年間サペのマスターであるマシュー・ナウ(Mathew Ngau)とソロモン・ガウ(Salomon Gau)から学び、サペ(sape')の演奏と指導を初めて受けた女性として活動を続ける。 長老からダンス、歌、音楽を継承したアレナ・ムーランは部族や人々の物語の語り部の役割も持っている。従兄弟のジョシュア・マラン(Joshua Maran)がプロデューサーとして彼女に協力し、ロックやフォークミュージックなどに影響されたこの世代の音楽と先住民族の物語と組み合わせて、独特で素朴で新鮮なサウンドを生み出してきた。 2016年、彼女の初シングル「Flight」をリリース。その後、彼女はSXSW(アメリカ)、Colors of Ostrava(チェコ)、パリ・コレクション(フランス)、ルドルシュタットフェスティバル(ドイツ)、OzAsiaフェスティバル(オーストラリア)、The Rainforest World Music Festival(マレーシア)など世界を舞台に活躍している。
司会
ピーター・バラカン
通訳
Joe Flynn
ピーター・バラカン(Peter Barakan) 1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年に音楽出版社の著作権業務に就くため来日。現在フリーのブロードキャスターとして活動、『バラカン・ビート』(インターFM)、『ウィークエンド・サンシャイン』(NHK-FM)、『ライフスタイル・ミュージアム』(東京FM)、『ジャパノロジー・プラス』(NHK BS1)などを担当。著書に『ロックの英詞を読む~世界を変える歌』(集英社インターナショナル)、『ラジオのこちら側』(岩波新書)『わが青春のサウンドトラック』(光文社文庫)、『ピーター・バラカン音楽日記』(集英社インターナショナル)、『猿はマンキ、お金はマ ニ』(NHK出版)、『魂(ソウル)のゆくえ』(アルテスパブリッシング)、『ぼくが愛するロック 名盤240』(講談社+α文庫)などがある。
アーカイブ映像 公開中
動画の11:55から本編が始まります。