2企画が日本と台湾で発表、ポスプロ参加作品がワールドプレミア!

11月は実りの秋、今年も多くのプロジェクトが実を結びました。
コロナに負けず着々と育ったムープロ関連の企画・作品をみなさまにお知らせします。

まずは劇映画企画『黒の牛』をご紹介します。

本作は『祖谷物語』の蔦哲一朗監督、待望の新作です。エグゼクティブ・プロデューサーには数々の名作を世に送り出した市山尚三氏、共同プロデューサーとして『Ryuichi Sakamoto: CODA』『甲子園: フィールド・オブ・ドリームス』のエリック・ニアリ氏、そして弊社・黄も台湾と日本の共同プロデューサーとして関わっています。

 また、本作は台湾映画界で最高の名誉を持つ金馬映画祭(Taipei Golden Horse Film Festival)のマーケット(Golden Horse Film Project Promotion (FPP))でメイン企画部門に選ばれました!金馬映画祭は11月後半に台北で行われます。

完成が近づいたらまたお知らせいたします。

入選企画リンク

台湾版のティーザーポスター

続きまして弊社製作のドキュメンタリー映画『骨を掘る男』のご紹介です。

本作は沖縄県出身の奥間勝也監督の初の劇場長編作品として現在企画が始動しております。

30年以上に渡り沖縄戦の戦没者が眠る土地を掘り続け、遺骨収集を行ってきたに奥間監督がカメラを向けます。「自分は戦没者遺族の“当事者”と言えるのか?」という監督の疑問から始まった当プロジェクトは、沖縄戦の記憶の継承という県出身の監督だからこそより深く切り込めるテーマです。

既に今年のTokyo Docs Master Class企画に選出され、11月3日から開催されるTokyo Docsのメインピッチングにも参加が決まっています。

作品詳細リンク

入選企画リンク

最後に松林要樹監督の新作ドキュメンタリー『オキナワ サントス』に弊社がポスプロ(カラーコレクション)で参加しました。

本作は東京フィルメックス2020のコンペティション部門にてワールドプレミアされます。
沖縄とブラジルの間に起きた知られざる歴史の証言をぜひご覧ください。劇場での公開も控えているようです。

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