黄監督著書『緑の牢獄 沖縄西表炭坑に眠る台湾の記憶』出版

黄インイク監督が初めての著書を出版! アマゾンのランキング「日本史」全体で1位、歴史全体で3位を達成しました!

黄監督が映画では描き切れなかった記録の集大成である。 映画同様の妥協を許さぬ文章製造過程を経て、本書は執筆された。 よくある映画のオマケ本の類ではないことを強調しておきたい!7年間の歩み、史料の掘り起こし、歴史視点の再発見、またドキュメンタリー方法論などを分厚い本として出版されました。ぜひ映画『緑の牢獄』と合わせてご覧になれば幸いです。

歴史の狭間に埋もれていた衝撃の史実。
かつて 10 歳で台湾から炭鉱のある沖縄・西表島へ渡り、以後 80 年以上島に住み続けた一人の老女。彼女の人生の最期を追いかけて浮かび上がる、家族の記憶と忘れ去られた炭鉱の知られざる歴史。
現代日本人が最も注目する二つの場。それは台湾と沖縄。日本人が思い出さなければいけない歴史の原点がここにある。

「朝日新聞」書評

(評者: 阿古智子 / 掲載:2021年04月10日)

「坑夫の忘れられた「真実」に迫る」

https://book.asahi.com/article/14327878