あらすじ:
1970〜1990年代、台湾では「白色テロ」時代を背景としたアルゼンチンへの集団移民が起きた。
台湾移民二世という出自のJuan Martínは17歳の頃に、
母がホームシックに耐えられずに息子の兄弟二人をアルゼンチンに残したまま台湾へと帰国してしまった。
別れて10年になる母をたずねて、映画監督になったJuan Martínは2012年に台湾へ向かった。
彼は子供の頃に父が殺された真相を追求しようとするが、ひたすら「お母さん」の姿を撮っていった。
2019年、彼は再び台湾へ向かった。年取った母の姿を見て、一人の母親の肖像画と家族の意義を問う旅が描かれる。
映画タイトルは劇中にお母さんがカラオケで歌ったテレサ・テンの名曲「月は何でも知っている」から取られたものです。
スタッフ
監督:Juan Martín Hsu
プロデューサー:Mariana Luconi
共同プロデューサー:黄インイク
アソシエイトプロデューサー:羅一景 RO, I-CHING (Ichiro)、游喬婷 YU, CHIAO-TING (Hannah)、イボンヌ・フー、林玟君
編集:ANA REMÓN (SAE)、JOSÉ GOYENECHE (EDA)
サウンドデザイン:NICOLÁS TORCHINSKY
撮影監督:TEBBE SCHÖENINGH
サウンドミキサー:
FLAVIO NOGUEIRA
製作:Proton Cine、Zebra films
共同製作:木林電影有限公司
助成:Instituto Nacional de cine y artes audiovisuales、台湾文化部