ドキュメンタリー映画『月の影、帰り路』

La luna representa mi corazón│2K│ドキュメンタリー│2021年│アルゼンチン、台湾│100分

2021 ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭(Visions du Réel)国際コンペティション部門
2021 マル・デル・プラタ国際映画祭「監督協会 Special Mention 賞」
2022 台湾国際ドキュメンタリー映画祭|台湾劇場公開

あらすじ:

1970〜1990年代、台湾では「白色テロ」時代を背景としたアルゼンチンへの集団移民が起きた。
台湾移民二世という出自のJuan Martínは17歳の頃に、
母がホームシックに耐えられずに息子の兄弟二人をアルゼンチンに残したまま台湾へと帰国してしまった。
別れて10年になる母をたずねて、映画監督になったJuan Martínは2012年に台湾へ向かった。
彼は子供の頃に父が殺された真相を追求しようとするが、ひたすら「お母さん」の姿を撮っていった。
2019年、彼は再び台湾へ向かった。年取った母の姿を見て、一人の母親の肖像画と家族の意義を問う旅が描かれる。
映画タイトルは劇中にお母さんがカラオケで歌ったテレサ・テンの名曲「月は何でも知っている」
から取られたものです。

スタッフ

監督:Juan Martín Hsu

プロデューサー:Mariana Luconi

共同プロデューサー:黄インイク

アソシエイトプロデューサー:羅一景 RO, I-CHING (Ichiro)、游喬婷 YU, CHIAO-TING (Hannah)、イボンヌ・フー、林玟君

編集:ANA REMÓN (SAE)、JOSÉ GOYENECHE (EDA)

サウンドデザイン:NICOLÁS TORCHINSKY

撮影監督:TEBBE SCHÖENINGH

サウンドミキサー:
FLAVIO NOGUEIRA

製作:Proton Cine、Zebra films

共同製作:木林電影有限公司

助成:Instituto Nacional de cine y artes audiovisuales、台湾文化部