人生は砂のように流れる アルジェリアで誕生した 21 世紀の“バクダッド・カフェ” それは魔法のような新しいロードムービー
アフリカ北部に位置する世界最大のサハラ砂漠。その砂の大地の真ん中に、簡素な家屋が一軒佇んでいた。そこは砂漠の休息所、年老いた女主人のマリカが一人で切り盛りするカフェだった。砂漠を走るトラックの運転手、どこからともなくやって来る旅人たち、ヨーロッパのバックパッカー、行き交う人々が次々とやって来ては、去っていく。マリカはそんな人々と他愛も無いおしゃべりをしながら日々を過ごしていく。国のこと、人生のこと、家族のこと、コーヒーを飲みながら初対面のマリカに人々は打ち明ける。ゆっくりと時が流れる砂漠の日常をアルジェリアの新鋭、ハッセン・フェルハーニが鮮やかに、そして幻想的に描き出し世界中の映画祭を席巻した。
■HP:https://sahara-malika.com
■公式 Twitter:@Sahara143_JP
出演:マリカ、チャウキ・アマリ、サミール・エルハキム 監督・撮影:ハッセン・フェルハーニ プロデューサー:オリビエ・ボイショット&ナリマネ・マリ|原題:143 Rue du Désert|英題:143 Sahara Street 製作:Allers Retours Films、Centrale Electrique
●アルジェリア・フランス・カタール|2019 年|104 分|カラー|ドキュメンタリー|配給:ムーリンプロダクション|後援:駐日アルジェリア大使館
© 143 rue du désert Hassen Ferhani Centrale Électrique -Allers Retours Films